久しぶりに堂場瞬一先生の新著「焦土の刑事」を読み始めました。
タイトル通り、東京が焦土となった昭和20年3月10日の東京大空襲から物語は始まります。
翌朝、防空壕で若い女性の殺害死体が発見され、京橋署の刑事たちが捜査に入った時、署長から「これは、昨夜の焼夷弾による焼死だ。以上!」と、突然の捜査中止命令が・・・
面白そうですが、何せ77年前の日本が舞台、憲兵が芝居のセリフを手直し(非国民による戦争の否定容疑で)する、銀座の街並みも焼け、疎開する家族も増えている・・・なんか歴史の本を読んでいるような気分にもなります。