2018年のイギリスのドキュメンタリー映画「ジョン・レノン 音楽で世界を変えた男の真実」(原題:Looking for Lennon )をケーブルテレビで鑑賞。
ビートルズのジョン・レノンか、ジョン・レノンのビートルズか?
実働7年のビートルズは世界を変えましたが、その中心にいたのは、ジョン・レノン。
そのジョン・レノンは40歳で生涯を閉じましたが、このドキュメンタリー映画はジョンの祖父がリヴァプールに移住したところから始まります。
しかし、ジョンの幼少期は悲惨なものです。
ジョンは長男ですが、父は商船に乗り、武器や食糧を世界に運ぶので、家にいません。
母ジュリアは奔放な性格からか夫が不在なための寂しさからか不倫を重ね、その度にジョンを連れて引越します。
そこに夫が帰国します。
ジョンの取合いにも発展しますが、そんなジョンを案じたジュリアの姉ミミがジョンを引き取り、5歳でやっと定住、安定した暮らしが始まります。
(その時もジュリアは夫でない男と生活し、父はより良い仕事を求めリヴァプールを離れます)
当時のジョンは「自分は“いらない子”」と自覚していたでしょう。
その後は学校に通い、美術学校にも進学しますが、交通事故で母ジュリアを失い、ビートルズの前身バンドのメンバーも急逝します。
数多くの人からのインタビュー、それも思い出の地でのものもあり、ビートルズマニアには必見です。
そうでない方も、是非!
(私は近いうちにDVDを買います)