1970年代のウォーターゲート事件の際に内部告発し、ディープ・スロートと呼ばれた、当時のマーク・フェルトのFBI副長官を描いた作品。
1972年のアメリカ大統領選挙中に、何者かが民主党本部が入ったワシントンD.C.のウォーターゲート・ビルに侵入し、党本部に盗聴器を仕掛けようとしたが、警備員に発見され警察に逮捕されてしまう。
捜査を担当したマーク・フェルト(リーアム・ニーソン)FBI副長官は犯人グループがニクソン大統領再選委員会(Committee to Re-elect the President, CREEPまたはCRP)の関係者だと突き止めたが、ニクソン大統領とホワイトハウスは「侵入事件は政権には無関係」と圧力をかけてきた。
マーク・フェルトFBI副長官はワシントン・ポストに捜査内容をリークし、この盗聴事件に政権内部が深く関与していることが暴露され、最後にはニクソン大統領を辞任に追い込む。
エンドロールを最初に見せて欲しかったなぁ〜、と思うくらい分かりにくい映画でした。
ワシントンポストの記者の頑張り、それまでなかった“夜討ち朝駆け”で裏を取り記事を書いていたことも描かれていません。
52年前の真実を追う映画です。