1991年公開のアメリカのギャング・アクション映画「ニュー・ジャック・シティ」(原題:New Jack City)をケーブルテレビで鑑賞。
オークランドの黒人麻薬王、フィリックス・ミッチェルの実話をもとにしたギャング映画。
舞台は20世紀末期のニューヨーク。
アフリカ系アメリカ人ギャングのニーノ・ブラウンは麻薬クラックの密売で“ニュー・ジャック・シティ”と呼ばれる麻薬帝国を築き上げた。
麻薬中毒者に母親を殺されたアフリカ系アメリカ人の捜査官スコッティと、元麻薬中毒者の白人の捜査官ニックは潜入捜査をしていたプーキーが身元がばれて殺されたのをきっかけに、ニーノに闘いを挑んでいく。
エンディングのテロップで「ニーノのような男は大勢いる・・・」、つまり、根本的にメスを入れないと、この国(アメリカ)は滅びると。
ヒップホップのリズムに、殺戮と裏切りの交差、麻薬による闇が深いですね。