横山秀夫による同名警察小説が原作で、検視官・倉石義男の活躍を描いた内野聖陽主演のTVドラマ「臨場」(2009)シリーズ、「臨場 続章」(2010)シリーズに続く劇場版。
都内で無差別通り魔事件が起こり、遺族の訴えに反して、犯人は心神喪失を認められ無罪になる。
2年後、犯人を担当した弁護士と精神鑑定を行った医師が相次いで殺害され、捜査本部は通り魔事件の遺族による犯行とにらむ。しかし、検視官・倉石は被害者の死亡推定時刻に疑問を抱き、犯人は別にいると推測するが……。
無差別通り魔事件発生から鑑識、死体安置所、2年後の殺人事件くらいまでは良い感じでしたが、そこから、警察官への苦情、警察内でのつかみ合い、被害者遺族の葛藤、病魔との戦い・・・これでもか、と重くなるのは、(私的には)好みではないんですが。