2017年公開のSFアクション映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」(原題:Valérian et la Cité des mille planètes、英題:Valerian and the City of a Thousand Planets)をWOWOWで鑑賞。
「スター・ウォーズ」にも影響を与えたとされるフランスの名作SFコミック「ヴァレリアンとローレリーヌ」(Valérian et Laureline)を原作として、リュック・ベッソンが監督・製作・脚本で実写映画化。
西暦2740年。銀河をパトロールする連邦捜査官のバレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルビーニュ)は、あらゆる種族が共存する「千の惑星の都市」として銀河にその名を知られるアルファ宇宙ステーションを訪れる。
しかし、その深部には宇宙を揺るがす邪悪な陰謀や、歴史から抹殺されようとしていたある秘密が隠されていた。
製作国もフランス、ベルギー、中国、ドイツ、アラブ首長国連邦、アメリカ、カナダなので、出資も充分でしょうから、これは確実にヒットが見込まれたでしょうが、見事に大コケ!
スケールの大きな物語に、巨大宇宙ステーション、宇宙船との戦い、銃撃戦、そこにロマンスもありますが、もう何が何だか理解不能に陥ります。意味のないシーン、テンポの悪い編集、都合の良い展開、ナンパだが一途な男の捜査官、優秀なクールビューティーの絡みも単調なままでした。
【関連する記事】

