2024年11月13日

フルメタル・ジャケット

1987年製作のアメリカとイギリス合作の戦争映画「フルメタル・ジャケット」(原題:Full Metal Jacket)をケーブルテレビで鑑賞。
スタンリー・キューブラリック監督が描く、生のベトナム戦争。

ベトナム戦争時、アメリカ海兵隊に志願した青年 ジョーカーは、サウスカロライナ州パリス・アイランドの海兵隊訓練キャンプで厳しい教練を受ける。

指導教官の命令、行進の歌、日常会話、ほぼ下ネタ。
まぁ、男だけの縦社会なので、仕方ないのかな?

後半はベトナムで戦闘シーン、そこは神出鬼没なベトコン戦術に疲弊していくアメリカ軍の姿があり、当時のヒット曲などを被せ、ベトナム戦争を想起させられます。

反戦映画という評価もあるようですが、監督は否定しているように、単に戦争映画です。
まぁ、戦争は非道、冷酷、無意味であるという映画でしょうか?

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2024年11月11日

ナバロンの要塞

1961年公開のイギリス・アメリカ合作の戦争映画「ナバロンの要塞」をケーブルテレビで鑑賞。
アリステア・マクリーンが1957年に発表した同名の小説を原作とする。カール・フォアマンの脚本をJ・リー・トンプソンが監督。

第二次大戦下の1943年、エーゲ海は独軍の制圧下にあり、ケーロス島の英軍2000の生命は全滅の危機にあった。

英軍救出の試みは度々なされたが、ナバロン島の断崖の洞窟に据えられた独軍の2門の大砲のため失敗した。

そこでジェンセン代将の幕僚フランクリン少佐(アンソニー・クェイル)は1つの提言をした。ナバロン島南部の400フィート絶壁をよじのぼり潜入するというのだ。

直ちに必要人員が集められた。登山家のキース・マロリイ大尉(グレゴリー・ペック)、元ギリシャ軍大佐スタヴロウ(アンソニー・クイン)、科学者のミラー伍長(デヴィッド・ニヴン)、ナイフの名人ブラウン無線兵(スタンリー・ベイカー)、ナバロン島生まれのパパディモス1等兵(ジェームズ・ダーレン)の5人を率いたフランクリン少佐は漁船に乗り嵐の夜、ナバロン島に向った。

60年以上前の名画なので、ほとんどが実写なので迫力がありますが、どこでもタバコを吸い、はじから撃ち殺しては、手榴弾を投げ続けるのは、少し単略すぎる気がします。

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2024年11月05日

ピッチブラック

2000年に公開されたアメリカのSFアクション映画「ピッチブラック」(原題:Pitch Black)をケーブルテレビで鑑賞。
ヴィン・ディーゼルの出世作として知られる。

三つの太陽が照らす惑星に宇宙船が不時着した。 境遇も考えもばらばらな生存者たちは協力して、調査基地の跡を見つけるが、その惑星の地下や暗がりに肉食エイリアンが潜んでおり、生存者の一人が食べられた。 
22年ぶりの皆既日食が迫る中、手術によって夜目が効きかつ宇宙船の操縦にも長けた凶悪犯罪者・リディック(ヴィン・ディーゼル)を頼りに、生存者たちは生き残りをかけて戦う。

暗闇の無い世界が皆既日食によって暗黒からの殺戮が怖い。

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2024年11月02日

ブラック・サイト 危険区域

2021年製作のオーストラリア・アメリカ合作映画「ブラック・サイト 危険区域」(原題:Black Site)をケーブルテレビで鑑賞。

イスタンブールで起きた病院爆破テロで夫と娘を亡くしたCIA情報分析官アビーは、事件の首謀者を暴くため、ヨルダンの砂漠地帯にあるテロ容疑者専門の秘密軍事施設“ブラック・サイト”へ自らの意思で赴任する。

それから約10ヵ月後、テロの首謀者ハチェットが施設に連行される。待ち望んでいた尋問の機会を得たアビーだったが、ハチェットが逃げ出し、その恐るべき戦闘能力によって仲間たちが次々と犠牲になってしまう。

ほぼ砂漠の中の秘密軍事施設内で展開される、ある意味、船舶、飛行機、雪山の山荘などと同じ、大きな密室内での殺戮の恐怖なんですが・・・分かり易い軍人とCIAの確執や様々な人種など伏線が多すぎるのと、アビーの独断専行が過ぎるので、感情移入出来ません汗

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2024年10月30日

ペイバック

1999年製作のアメリカ映画「ペイバック」(原題: Payback)をケーブルテレビで鑑賞。
主演はメル・ギブソン、監督はブライアン・ヘルゲランド。

この映画はメル・ギブソンが好きなら大好きになるでしょうが、そうでないなら、ちょっと辛いかな笑

相棒と女房に裏切られ、背中から銃で撃たれた男、ポーター(メル・ギブソン)はアル中のヤブ医者の治療により瀕死の状態からどうにか蘇った。
5か月の治療で背中の傷は癒えたが、心の傷は一向に癒える気配がない。それを癒す術は、裏切った相棒と女房への復讐、そして奪われた7万ドルを取り戻すことだけだった。

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2024年10月29日

ちょうちん

1987年公開の日本のやくざ映画「ちょうちん」をWOWOWで鑑賞。 

完全自主製作の「竜二」で主演の故・金子正次さんが脚本、陣内孝則主演、梶間俊一監督の映画なので、観ましたが・・・若い陣内さんはいい感じでチンピラを演じていましたが、妹役のおニャン子クラブがセリフ棒読みで白けました(←映画の年代を意識してみました笑)。

う〜ん、「竜二」が観たい。

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2024年10月22日

デス・レース

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2008年公開のアメリカ映画「デス・レース」(原題: Death Race)をケーブルテレビで鑑賞。 カルト的な人気を誇った「デス・レース2000年」(1975年製作)のリメイク版。 
主演は「トランスポーター」シリーズのジェイソン・ステイサム。 
 2012年、経済的危機に陥り治安が悪化したアメリカ。
民営化された刑務所では囚人に武装カーによる過激なレースを行わせ、それをネット中継するというデス・レースが人気を呼んでいた。レースで勝利したものには自由が与えられるが、負けた者は無惨な死が待っている。
ある日、妻殺しの冤罪で投獄された元レーサーのジェンセン(ジェイソン・ステイサム)は刑務所の所長ヘネシー(ジョアン・アレン)からレース出場を迫られ、前回のレースで戦死した人気レーサーである"フランケンシュタイン"として、美人ナビゲーターのケース(ナタリー・マルティネス)を乗せデス・レースに参加する。 
 B級映画ですが、実写版マリオカートにワイルドスピードをミックスした、映画館で観ないとダメな娯楽映画です笑
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2024年10月16日

映画 ◯月◯日、区長になる女。

今年1月に公開された「映画 ◯月◯日、区長になる女。」をケーブルテレビで鑑賞。

東京都杉並区。
57万人が暮らす緑豊かな街で、行政主導の再開発、道路拡張、施設再編計画が進んでいた。
そんな状況のなか迎えた2022年6月の杉並区長選挙。

「住民思いの杉並区長をつくる会」では毎週ボランティア会議を重ねるも候補者は見つからず、4月に入り、ひとりの候補者を擁立する。
ヨーロッパに暮らし、NGO職員として世界の自治体における「公共の再生」を調査してきた岸本聡子だ。

地縁なし、政治経験なしの彼女の相手は3期12年続く現職区長。

ここから岸本と「住民思いの杉並区民をつくる会」の支援者たちと合意形成のため対話を始めるが、政策ビラ1つ決まらない。
それなのに、彼らは要求、要請、指示、反対意見、ダメ出しを繰り返し、岸本は疲弊していく。

しかし、リアリストの岸本さんのキャパは大きく、自分自身を選挙に向けて鼓舞していく、それが様になってるのがカッコいいのです。
岸本聡子さんでなければ選挙体制は成立しなかったでしょうし、当選も無理でした。

ドキュメント映画としても出来過ぎたお話でした。


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2024年10月09日

雀色時

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こちらは昨年10月9日に永眠された、テレビドラマのDで映画監督の鶴橋康夫さんの「雀色時」(1993年度文化庁の芸術作品賞)を見ていますが・・・う〜ん、衣装が毎回変わって、それもブランド(芦田淳)、そして、入院シーンでも、メイクばっちり!
バブル末期と言えば、良いのかな??

日本映画専門チャンネルで鑑賞しました。

個人的には、テレビ版「ウルトラマン」の34話、ハヤタ隊員がカレーライスを食べている最中に、メガトン怪獣スカイドンが現れ、急いで表に出て、ベータカプセルを空に掲げてウルトラマンに変身する積もりが、慌てていてカレーのスプーンを掲げていたという印象的なシーンが出てくる、この演出の実相寺昭雄さんの方が好きですね。

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2024年10月07日

海賊とよばれた男

2016年製作の日本映画「海賊とよばれた男」をケーブルテレビで鑑賞。
2013年度の百田尚樹の同名ベストセラー小説を、岡田准一主演×山崎貴監督のタッグで映画化。

ご存じ、出光興産創業者の出光佐三氏をモデルに、卓越した先見性と統率力で大正〜昭和を走り抜けた伝説の男の物語。

主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を見抜いていた国岡鐡造(岡田准一)は、北九州の門司で石油業に乗り出すが、国内の販売業者や欧米の石油メジャーなど、様々な壁が立ちふさがる。

やがて石油メジャーに敵視された鐡造は、石油輸入ルートを封じられてしまうが、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を秘密裏にイランに派遣するという大胆な行動に出る。
それは当時のイランを牛耳るイギリスを敵に回す行為だったが……。

70年前の日本人の意地と度胸が溢れています。

ただ、現代の風潮だと、ブラック企業、パワハラ、セクハラ・・・個人の犠牲の上に成り立つ組織の成果は、褒められたり美談とされるべきではない、との考えも。

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2024年10月06日

チェカーズ 1987 GO TOUR at 中野サンプラザ 【デジタルレストア版】

今年3月1日から2週間限定で映画館で公開された「チェカーズ  1987 GO TOUR at 中野サンプラザ」【デジタルレストア版】をケーブルテレビのホームドラマチャンネルで観ています。

本作に収められているのは、ファンの間で<幻のライブ>とされる1987年の「GO TOUR」の、中野サンプラザでのコンサート映像です。
この年のGO TOUR関連の映像商品の中、この中野サンプラザの5日間のライブからは3曲しか入っていません。

なので、これはデビュー40周年を迎えた昨年、新たに発掘した、貴重な全曲分の映像素材を4K画質相当の映像アップグレーディングとドルビー・アトモス・ミックスの音声という技術によってコンサート映像を再現したものと言えるでしょう。

確かに昭和の映像とは思えません!(残念ながら、サウンドは家庭用テレビなので、薄っぺらです笑)

藤井郁弥さん、武内享さん、高杢禎彦さん、大土井裕二さんは25歳。(他3人はもっと若い)

元気いっぱいの、久留米のやんちゃ気質いっぱいの楽しいステージです!

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2024年10月02日

ニュー・ジャック・シティ

1991年公開のアメリカのギャング・アクション映画「ニュー・ジャック・シティ」(原題:New Jack City)をケーブルテレビで鑑賞。

オークランドの黒人麻薬王、フィリックス・ミッチェルの実話をもとにしたギャング映画。

舞台は20世紀末期のニューヨーク。
アフリカ系アメリカ人ギャングのニーノ・ブラウンは麻薬クラックの密売で“ニュー・ジャック・シティ”と呼ばれる麻薬帝国を築き上げた。

麻薬中毒者に母親を殺されたアフリカ系アメリカ人の捜査官スコッティと、元麻薬中毒者の白人の捜査官ニックは潜入捜査をしていたプーキーが身元がばれて殺されたのをきっかけに、ニーノに闘いを挑んでいく。

エンディングのテロップで「ニーノのような男は大勢いる・・・」、つまり、根本的にメスを入れないと、この国(アメリカ)は滅びると。

ヒップホップのリズムに、殺戮と裏切りの交差、麻薬による闇が深いですね。

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2024年09月30日

科捜研の女 劇場版

2021年製作の日本映画「科捜研の女 劇場版」をケーブルテレビで鑑賞。
1999年から続く、沢口靖子主演の人気テレビドラマ初の劇場版。

榊マリコ(沢口靖子)たち“科捜研”のスペシャリストと捜査一課の土門刑事(内藤剛志)、解剖医の風丘教授(若村麻由美)ら京都府警の面々は、かつてない難事件に挑む。
それは、京都を皮切りに始まった、科学者ばかりが犠牲となる“世界同時多発不審死事件”。
犯罪につながる物的証拠が見つからず、自殺として処理されようとしていた事件を発端に、マリコたちは死の連鎖の謎を懸命に解き明かしていく。

長年見続けているファンにとってはビッグプレゼント、最高のお祭り作品なのでしょう笑

テレビ版もあまり見ていないので、単なる感想ですが、劇場版を意識して、沢口靖子の出番を増やしたのは仕方ないのは分かりますが、何だか(長寿番組ならではの)定番のギャグ、絡みが邪魔でした。

ラストのどんでん返しも好きですが、後半のご都合主義が残念でした。

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2024年09月29日

おまえの罪を自白しろ

昨年公開された日本映画「おまえの罪を自白しろ」をWOWOWで鑑賞。

人気作家・真保裕一の同名小説を水田伸生監督が社会派サスペンス映画に。

宇田清治郎(堤真一)衆議院議員の次男・晄司(中島健人
)は建築会社を設立したものの倒産し、政治スキャンダルの渦中にいる父の秘書を務めながら煮え切らない日々を過ごしていた。

そんなある日、宇田家の長女・麻由美(池田エライザ)の幼い娘が誘拐されてしまう。犯人の要求は身代金ではなく、翌日の午後5時までに記者会見を開いて清治郎が犯した「罪」を告白しろというものだった。
権力に固執する清治郎は口を開こうとしない。晄司は家族の命を救うため、罪に隠された真相を暴くべく立ちあがるが……。

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2024年09月28日

第9地区

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2010年公開のアメリカ、南アフリカ、ニュージーランド合作のSF映画「第9地区」(原題:District 9)をケーブルテレビで鑑賞。

1982年、南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に突如宇宙船が出現し、停止した。
船内に侵入した調査隊が発見したのは、支配層の死亡と宇宙船の故障により難民となった大量のエイリアンであった。
乗船していたエイリアンたちは地上に移され、隔離地区である「第9地区」で超国家機関MNU(英:Multi-National United)による管理・監視を受けながら生活することになった。

宇宙船出現から28年後、エイリアン達の増加により、彼らを新たに用意された隔離区域である第10地区に移住させることが決定する。MNUの職員であるヴィカスがその担当になり、「第9地区」に入り、エイリアンを説得していくが、ある家で謎の物質に触れ、徐々にエイリアン化していく。。。

地球に難民としてやってきたエイリアンと、それを抑圧する人類との対立をドキュメンタリー風に描いた作品で、舞台となった南アフリカ共和国でかつて行われていたアパルトヘイト政策が反映されたストーリーになっている。

最後のナレーションで、エイリアンは第10地区に移され、元の第9地区は整備されたが、エイリアンの増加はとまらず、250万に達する、と。

差別と隔離では何の問題も解決しない、と思わせる映画です。

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2024年09月19日

僕を育ててくれたテンダー・バー

2022年配信の映画「僕を育ててくれたテンダー・バー」(原題:The Tender Bar)をケーブルテレビで鑑賞。
ジョージ・クルーニー監督が、ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで作家のJ・R・モーリンガーが2005年に発表した同名自叙伝を映画化。

米ニューヨーク州ロングアイランドを舞台に、(家庭を顧みない父と別れた)母に連れられ、祖父母や伯父のチャーリーが暮らす母の実家にやってきた少年JRが、チャーリーや彼の経営するバーの常連客との交流を通して成長していく日々を描く。

父親不在のJRに、男としての生き方やさまざまなことを教える伯父チャーリーをベン・アフレックが素敵でした。

このほのぼのした空気感を好ましく思えない人には楽しめないかな?

古き良きアメリカ、人生を教えてくれるバー、家と住まいに複雑な家庭・・・私は面白かったです。

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2024年09月16日

臨場 劇場版

2012年製作の日本映画「臨場 劇場版」をケーブルテレビで鑑賞。
横山秀夫による同名警察小説が原作で、検視官・倉石義男の活躍を描いた内野聖陽主演のTVドラマ「臨場」(2009)シリーズ、「臨場 続章」(2010)シリーズに続く劇場版。

都内で無差別通り魔事件が起こり、遺族の訴えに反して、犯人は心神喪失を認められ無罪になる。
2年後、犯人を担当した弁護士と精神鑑定を行った医師が相次いで殺害され、捜査本部は通り魔事件の遺族による犯行とにらむ。しかし、検視官・倉石は被害者の死亡推定時刻に疑問を抱き、犯人は別にいると推測するが……。

無差別通り魔事件発生から鑑識、死体安置所、2年後の殺人事件くらいまでは良い感じでしたが、そこから、警察官への苦情、警察内でのつかみ合い、被害者遺族の葛藤、病魔との戦い・・・これでもか、と重くなるのは、(私的には)好みではないんですが。

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2024年09月13日

トレーニング デイ

2001年製作のアメリカ映画「トレーニング  デイ」(原題:Training Day)をケーブルテレビで鑑賞。

念願だったロス市警麻薬捜査課に配属された新人刑事ジェイク(イーサン・ホーク)にとって、今日は勤務初日。
彼のパートナーはベテラン刑事アロンゾ(デンゼル・ワシントン)だが、「か弱い子羊でいるか、獰猛な狼になるのか、それを選べ」そう言うと、アロンゾは押収した麻薬をジェイクに吸わせる。

意識を朦朧とさせながら同行するジェイクは職権乱用による過剰暴力、脅迫、証拠のでっちあげ、どんなモラルも通用しない犯罪捜査の最前線だった。

しかし、あまりにも金に執着するアロンゾは先週、ラスベガスでキレて、ロシア人を撃ち殺していた、それもロシア・マフィアのボスを。
そこで、100万ドルで解決しようと画策していたアロンゾだが、ロシア・マフィアの報復の手が・・・

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2024年09月10日

ブレードランナー ファイナル・カット

2007年製作のアメリカのSF映画「ブレードランナー ファイナル・カット」(原題:Blade Runner: The Final Cut)をケーブルテレビで鑑賞。

1982年に公開された「ブレードランナー」は人気SF映画ですが、観たことはありませんでした。

これは、25年後にリドリー・スコット監督が再編集とデジタル修正したもの。

しかし、う〜ん、暗い。
デッカードが弱すぎる。
中国と日本のミックスしたのが近未来?
映画の設定年代は2019年ですが・・・すみません、途中に寝落ち寸前が2回ありました汗

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2024年09月06日

ザ・シークレットマン

2017年製作のアメリカの伝記政治映画「ザ・シークレットマン」(原題:Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House)をケーブルテレビで鑑賞。リドリー・スコット製作、ピーター・ランデズマン監督。
1970年代のウォーターゲート事件の際に内部告発し、ディープ・スロートと呼ばれた、当時のマーク・フェルトのFBI副長官を描いた作品。

1972年のアメリカ大統領選挙中に、何者かが民主党本部が入ったワシントンD.C.のウォーターゲート・ビルに侵入し、党本部に盗聴器を仕掛けようとしたが、警備員に発見され警察に逮捕されてしまう。
捜査を担当したマーク・フェルト(リーアム・ニーソン)FBI副長官は犯人グループがニクソン大統領再選委員会(Committee to Re-elect the President, CREEPまたはCRP)の関係者だと突き止めたが、ニクソン大統領とホワイトハウスは「侵入事件は政権には無関係」と圧力をかけてきた。

マーク・フェルトFBI副長官はワシントン・ポストに捜査内容をリークし、この盗聴事件に政権内部が深く関与していることが暴露され、最後にはニクソン大統領を辞任に追い込む。

エンドロールを最初に見せて欲しかったなぁ〜、と思うくらい分かりにくい映画でした。
ワシントンポストの記者の頑張り、それまでなかった“夜討ち朝駆け”で裏を取り記事を書いていたことも描かれていません。


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52年前の真実を追う映画です。


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